航空研究部 芦澤崚さん(2013年卒・航空フォトグラファー&ライター)座談会
2023.12.20
12月16日(土)、本校卒業生で、Webディレクターのお仕事をされながら、航空関係の雑誌等でご活躍されている先輩をお招きして、飛行機のあれこれについてお話を伺いました。
芦澤さんは「そこに被写体があるから」ということで、撮れる飛行機を追い求めて日本各地のみならず世界中に足を運んで写真を撮り続ける航空フォトグラファー&ライターです。飛行機ファンでこれを知らない人はいないという、あの月刊誌「月刊エアライン」に記事や写真を載せたり校閲の作業にも関わる方で、今回は後輩のために来て下さいました。
まずは「飛行機マニア重症度クイズ」からスタート。羽田の滑走路の数の問題(これは楽勝!知らない人いるのか?)の後に、ロサンゼルス空港の滑走路の数(知らない…)からの飛行機の後ろの部分の写真を見て「どっちがボーイング?」(後ろの先っぽだけ見て判断するなんて…)、とか「世界最長距離の定期路線は?」(ん〜??)など、マニア度が急上昇して、大変なことになりました。どうやら部員たちは「軽症」ということらしく、まだまだでした。
そして、芦澤さんがなぜ飛行機に興味を持つことになったのか、飛行機のどんなところが好きか、どんな機材を使ってどうやって飛行機を撮るのか、というお話を聞きました。飛行機に興味を持ったきっかけは中学3年で本校で取り組む「卒業論文」で、ヒューマンエラーをテーマにして、パイロットに取材をしたり、成田空港のフィールドワークをしたこと、だそうです。
部員1人1人が自己紹介をし、芦澤さん自らが撮った、数々の息を飲む素敵な航空機の写真を見た後、座談会となりました。「どうやったら日本でA340を見れますか」とか「香港の空港の滑走路の工事は終わりましたか」など、だいぶハードな話を、ソフトな雰囲気で語り合い、終了となりました。
今後も航空研究部の活動を支援してくださるとのことで、なんとも心強い限りです。好きなことをこんなに追求できる姿はかっこいいし、うらやましい!ということで、芦澤先輩の目覚ましい行動力と、飛行機にかける熱い思いに圧倒された2時間となりました。